vol.
014
SEPTEMBER
2016
vol.014 / 往復書簡
伊賀大介(スタイリスト) × 戌井昭人(作家/鉄割)
東京を舞台に、日々の想いを交換するふたり
2016.09.14
戌井さん、一寸ご無沙汰です。変わらず、元気ですよね?
無茶な申し出受けて下さってどうもです。感謝してます。
「よろしくっス」的に、ペロっとメールでもしようかと思ったのですが、それも野暮じゃねーかと反芻し、若干の照れを込めながら、南無三!とコレ書いてます。
と、ここで先ず突っ掛かりました。
果たして、こういうブツはどういう姿勢で取り組みゃいいんでしょう?
商店街外れの渋めのサ店で、不味い珈琲飲みながらなのか、タダで車停めれるファミレスでドリンクバーか、煙草吸えるカフェ的な所で生ビールキメながらか?
結局決めれずに、新宿のプロントでジントニック呑みながら、にしました。
戌井さんって、執筆する場所とか、飲むモンとか決まってたりします??
さて、僕が鉄割アルバトロスケットを追っ掛けるようになってから、早10年は経ったかと思います。原宿のリトルモア地下で観た、ランボーとルンペンの、あのわずか2、3分の演目にめっきりシビれてからアッと言う間です。縁有って、一緒に呑ませて貰う様にもなりましたが、戌井さんとだと、精神が解放される感じがして、毎度ランナーズ・ハイならぬドランカーズ・ハイな心持ちになり、呑みまくり喋りまくり唄いまくりの、まくりまくりになっちまいます。
そーいや、今度『午前十時の映画祭』で志村喬の「生きる」が掛かって、そん次「七人の侍」やります!どっちか行きませんか?
んで、どですかでんの話しながら昼からパーッとやりません?