vol.
016
MARCH
2017
vol.016 / 特集
東京記録
Record No. 004:映画
2016年には、平均で1日につき約3本が封切られました。1,028本のうち日本映画は500本、外国映画は528本。外国映画の製作国1位はアメリカで209本でした。
2014年のデータ。日本全体では171,670,710人で、東京はその約16%を占めています。1日に延べ約74,854人が、東京の映画館で映画を観ていることになります。
『SHOAH ショア』(1985年/フランス)は1995年に初公開、2015年にはシアター・イメージフォーラムで再公開されました。ナチスの大量虐殺について問う、全4部からなるドキュメンタリー作品です。
東映東京撮影所(大泉)、東宝スタジオ(成城)、日活調布撮影所(調布)、角川大映スタジオ(調布)。調布市は「映画のまち調布」をうたっています。
有楽町のTOHOシネマズ 日劇 スクリーン1の席数です。スクリーンも7.20m×17.30mでたたみ約77畳相当の大画面。ちなみに閉館したなかでは新宿のミラノ座(開業時)の1,500席が最大でした。
全国のスクリーン数3,472のうち約10%を占める数です。3D設備のあるスクリーンは136。また、266のスクリーンが2000年以降に増えた「シネマコンプレックス」(シネコン)にあります。
旧作をメインに上映する、新文芸坐や早稲田松竹などの名画座の多くは2、3本立てで料金も1,000円前後とリーズナブル。映画館独自の視点で作品がセレクトされるので個性が表れます。
丸の内ピカデリーで、1961年12月23日から1963年5月17日までの約1年半上映された『ウエスト・サイド物語』の記録。ブロードウェイ・ミュージカルが原作で、日本でも大ヒットしました。
1920〜2016年の公開作品から集計。『宇宙人東京に現わる』(1956年/監督:島 耕二)、『TOKYO地下IDOL』(2015年/監督:菊地恭兵)などバラエティ豊かなタイトルが並びます。
編集・執筆:Playce