vol.
016
MARCH
2017
vol.016 / 往復書簡
小谷実由(モデル)× 土岐麻子(歌手)
東京を舞台に、日々の想いを交換するふたり
2017.04.05
土岐せんせい、こんにちは。
いやいや。とってもいい夜じゃないですか。思わず読んでいて、いい夜だなぁ…と言ってしまいました。私も常備菜を常時作れるような生活になりたいです。(たまに思い立って作り出すけど、続きません)
私にとって音楽は脳内フォトアルバムです。それぞれの曲を聴く毎に、頭の中の記憶が開く。いつまでたっても消えない切なさや、もちろん心が破裂しそうに高まるドキドキも。どんなに忘れていても瞬時にその気持ちが戻ってくる。失恋とかすると、その人の思い出の物とか、写真とか全て捨ててしまうタイプなのですが、音楽ばかりはもう聴かない!ということができない。もちろんどこからともなく突然流れてくることもあるだろうし、それ以前にこの曲好きだしなぁ。。ということも。ライブで歌われたりするともう涙涙…(失恋の多かったティーン時代はライブで号泣してる系女子でした、感動して涙しろよ、と言いたくなります)。今ではティーン時代の失恋ソングでアンニュイな気持ちになるのもまぁ悪くないなぁと思えるようになりました。もう泣かないぞっ
3月といえば、お誕生日ですね、私たち。10日違いのお誕生日、なんだか嬉しいです。同じ誕生日の人に会ったこと、ありますか? 私はこの仕事を始めてから、つい最近2人出会いました。しかも2人とも生まれ年も同じ。子供の頃は周りに3月生まれの友達が少なくて、置いてきぼりな気持ちになることが多かったけど、素敵な3月生まれの人に沢山出会えていて嬉しいです。(意外に3月生まれの多いこの業界! なにかあるんでしょうか…!)
あっという間にこれが最後のお手紙でした。まだ話し足りないなぁ。この続きは、カレー屋さんで、じゃがいもを食べながらお話ししましょう。